場所と安心

位置情報を安全に残す自然観察

自宅周辺や希少な生きものに配慮しながら、場所を自分の記録として残し、共有時だけ見せ方を選ぶ考え方。

約5分

01

自分用の場所と、共有する場所を分ける

場所は、季節の変化を振り返るための大切な手がかりです。一方で、自宅の近く、希少な生きもの、巣やすみか、採集の対象になりやすいものは、正確な位置が広がることで自然や人に負担が生じる場合があります。

まず自分用の観察ノートとして保存し、共有は必要になったときだけ考えます。野帳の新しい記録は非公開で始まります。記録しただけで、ほかの利用者へ場所や写真が公開されることはありません。

02

位置情報を使わない選択もできる

現在地の利用は、場所を記録する操作を選んだときに確認します。許可しなくても、場所の名前を手入力したり、地図から選んだり、場所なしで保存したりできます。散歩を記録するために、常に位置を追跡する必要はありません。

自宅周辺では、公園名や最寄りの目印をそのまま書かず、「近所の道」「いつもの並木」のように自分だけが分かる表現にする方法もあります。あとで見返す目的に必要な粒度を選び、細かすぎる情報を残さないことも一つの配慮です。

03

共有前に、場所の見せ方を選ぶ

記録を家族や友人へ共有するときは、「正確な場所」「おおよその場所」「場所を隠す」から選びます。最初の選択は場所を隠す設定です。共有プレビューで、相手に見える内容を確かめてからリンクを作成します。

正確な場所は、待ち合わせや観察会など、相手と場所を共有する理由が明確なときだけ使います。自宅、学校、日常の行動範囲、希少な生きものの場所には使わないようにします。一度作成した共有リンクは解除できます。

  • 自分だけで使う記録は非公開のままにする
  • 迷ったら「場所を隠す」を選ぶ
  • 写真に写った住所、表札、顔、車両番号も確認する
  • 希少な生きものや巣の場所は共有しない

04

自然と人の安全を先に考える

よい観察記録は、詳しい位置を広く知らせることと同じではありません。近づきすぎず、採集せず、私有地や立入禁止の場所に入らないことを優先します。誰かに見せる前に、その情報が生きものや周囲の人へどのような影響を与えるかを一度立ち止まって考えます。迷う場所は、共有しない選択を大切にします。

野帳

次の散歩で、ひとつ残してみる。

名前が分からなくても、写真・場所・メモで非公開から始められます。

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